
2016年に開催された「ポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーフェスタ」の来場者特典として配布された「ピカチュウ [279/XY-P]」。通称「おいわいピカチュウ」とも呼ばれ、人気イラストレーター・さいとうなおき氏による華やかなイラストが特徴です。ピカチュウがリザードンやゼニガメとともにパーティを楽しむ姿が描かれており、ファンの心をつかんで離しません。コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。
ピカチュウ [279/XY-P]ってどんなカード?
「ピカチュウ [279/XY-P]」は、ポケモンカードゲーム20周年を記念して開催された「20th アニバーサリーフェスタ」の来場者特典として配布されたプロモーションカードです。イラストは、人気イラストレーター・さいとうなおき氏が手がけており、ピカチュウがリザードンやゼニガメとともにパーティを楽しむ様子が描かれています。背景には「20th Anniversary」のロゴがあしらわれ、記念カードとしての特別感を演出しています。カードの性能面では、「おいわいパーティ!」という技を持ち、お互いのプレイヤーがそれぞれ山札からカードを引くという、対戦よりも記念性を重視した効果となっています。そのため、実用性よりもコレクション性の高いカードとして人気を博しています。
ピカチュウ [279/XY-P]の相場ってどのくらい?
- 未開封・美品の相場:約400,000円〜600,000円
- やや状態に難あり(白かけ・小傷など):約300,000円〜400,000円
- PSA10鑑定品の相場:約1,000,000円〜1,600,000円
- 出品数やタイミングにより価格変動あり:市場に出回る数が少なく、希少性が高いため、価格は出品状況やタイミングによって変動します。
- 今後の高騰も視野に入る・今後の価格推移予想はどう?:再販の予定がなく、コレクターからの需要も高いため、今後も価格の上昇が期待されます。
ピカチュウ [279/XY-P]が投資向けな理由
このカードは、限定的な配布であったこと、ユニークなデザイン、そしてピカチュウという人気キャラクターが組み合わさっているため、コレクターからの需要が高いです。
購入するタイミングと売却のタイミングは?
現在、未開封品やPSA10鑑定品の市場価格は高騰傾向にありますが、今後さらに希少性が増すことが予想されます。そのため、購入を検討している方は、状態の良い個体が出回っている今のうちに入手するのが望ましいでしょう。売却を考えている方は、今後の価格上昇を見越して、さらに価値が高まったタイミングでの売却を検討するのも一つの方法です。
上昇トレンドカードとの比較
カード名 | 型番 | 未開封相場 | PSA10相場 | 特徴・補足 |
ピカチュウ [279/XY-P] | 279/XY-P | 約40万〜60万円 | 約100万〜160万円 | 20周年記念。さいとうなおき氏イラストが人気 |
ピカチュウ [068/SM-P] | 068/SM-P | 約3万〜5万円 | 約10万〜15万円 | 同イラスト使用。より流通量が多い |
ポンチョを着たピカチュウ | 207/XY-P他 | 約70万〜120万円 | 約150万〜200万円 | 着ぐるみシリーズとして根強い人気 |
マリオピカチュウ | 294/XY-P | 約100万〜120万円 | 約180万〜230万円 | コラボカードの代表格。任天堂ファンにも需要あり |
総評:
ピカチュウ [279/XY-P]は「記念性」「イラスト人気」「配布の限定性」という3点がそろった投資性の高いカードです。ポンチョシリーズやマリオピカチュウに次ぐ価格帯で、状態の良いものはPSA10でも100万円超え。今後のさらなる高騰が見込まれるカードとして、他の人気プロモと並び立つ存在です。
まとめ
「ピカチュウ [279/XY-P]」は、ポケモンカード20周年の節目に配布された特別なプロモカードであり、イラストの美しさと記念性から高いコレクション価値を誇ります。さいとうなおき氏の描く初代御三の様子は、見ているだけでワクワクする一枚でこのカードは配布方法が限定されているため大変希少です。
さらに未開封品やPSA10などコンディションの良い個体は価格が高騰しており、今後も市場での値上がりが期待されています。投資としても魅力的で、将来的な価格推移に注目しておきたいカードのひとつです。
もし状態の良いものを見つけたら、早めにコレクションに加える価値は十分にあるでしょう。ピカチュウファンはもちろん、長期保有を前提とした資産価値重視のコレクターにもおすすめの1枚です。