
ポケモンカードゲームの中でも、特別な存在感を放つ一枚が【ピカチュウ [288/SM-P]】です。このカードは、2018年に東京都美術館で開催された「ムンク展—共鳴する魂の叫び」とのコラボレーションで登場しました。エドヴァルド・ムンクの代表作『叫び』をモチーフに、驚きの表情を浮かべるピカチュウが描かれたこのカードは、アートとポケモンの融合を体現した希少なプロモーションカードとして、世界中のコレクターから高い評価を受けています。
ピカチュウ [288/SM-P]ってどんなカード?
ピカチュウ [288/SM-P]は、2018年に東京都美術館で開催された「ムンク展—共鳴する魂の叫び」とポケモンカードゲームのコラボレーションにより配布されたプロモーションカードです。このカードは、エドヴァルド・ムンクの代表作『叫び』をモチーフに、ピカチュウが驚きの表情を浮かべているユニークなデザインが特徴です。背景にはムンクの作品を彷彿とさせる渦巻く空と橋が描かれており、芸術とポップカルチャーの融合を感じさせます。その独創的なビジュアルは、コレクターやアートファンから高い評価を受けています。性能面では、ワザ「さけび」を持ち、相手のバトルポケモンをこんらん状態にする効果がありますが、実戦での使用よりもコレクション性が重視されるカードです。
ピカチュウ [288/SM-P]の相場ってどのくらい?
- 未開封・美品の相場:約120,000円〜278,000円
- やや状態に難あり(白かけ・小傷など):約94,000円〜145,000円
- PSA10鑑定品の相場:約453,800円〜618,000円
- 出品数やタイミングにより価格変動あり:オークションやフリマサイトでの出品状況により、価格は上下します。
- 今後の高騰も視野に入る・今後の価格推移予想はどう?:限定配布かつ独特なデザインのため、希少価値が高く、今後も価格の上昇が期待されます。
ピカチュウ [288/SM-P]が投資向けな理由
このカードは、限定イベントでの配布により流通数が少なく、さらにムンクの『叫び』を再現した独特なデザインがコレクター心をくすぐります。また、アートとポケモンという異なるジャンルの融合が話題性を呼び、国内外での需要が高まっています。これらの要素が重なり、投資対象としても注目されています。
購入するタイミングと売却のタイミングは?
購入のタイミング:市場に出回る数が少ないため、状態の良いものが出品された際は早めの購入を検討すると良いでしょう。
売却のタイミング:市場価格が高騰している時期や、関連イベント・ニュースで注目が集まった際が売却の好機と考えられます。
上昇トレンドカードとの比較
カード名 | 現在のPSA10相場 | 配布・販売形態 | 備考 |
ピカチュウ [288/SM-P] | 約45万〜60万円 | ムンク展限定配布 | アートとのコラボで海外人気も高い |
見返り美人ピカチュウ | 約8万円 | 郵便局コラボ企画 | 浮世絵風イラストで国内外問わず人気急上昇中 |
ムンク イーブイ [287/SM-P] | 約20万〜30万円 | ムンク展コラボでポケモンセンターで配布 | 同時期配布、ピカチュウより価格は控えめ |
ポケモンセンターカナザワ ピカチュウ | 約4万〜6万円 | 店舗オープン記念配布 | 水彩風のかわいらしい絵柄が人気 |
おたんじょうびピカチュウ 25th | 約1.5万〜2万円 | 商品封入プロモ | 安定した人気、記念性が強み |
上記の比較からもわかるように、【ピカチュウ [288/SM-P]】は、他の上昇トレンドカードと比べても価格帯が高く、特にアートとポケモンの融合という唯一無二の価値が評価されている点が大きな特徴です。今後、アート系コラボカードが登場する可能性はあるものの、この「叫び」ピカチュウのインパクトを超えるカードはそう簡単には出てこないでしょう。
現在は既に高値水準ではありますが、長期的に見れば「価格の天井」にはまだ余裕があると見られ、状態の良い個体に出会えた場合は購入を検討する価値は大いにあります。
まとめ
ピカチュウ [288/SM-P]は、ムンクの『叫び』をモチーフにした独特なデザインと、限定配布による希少性から、コレクターや投資家にとって非常に魅力的なカードです。市場価格は高騰傾向にあり、今後もその価値は維持されると予想されます。購入や売却のタイミングを見極めながら、長期的な視点での保有を検討してみてはいかがでしょうか。